試写会、IMAXで観て、今回通常スクリーンで。席が後ろのほうだったので、スクリーンがだいぶ遠く、小さく見えた。IMAXと比べてもどうしようもないですが、大きいスクリーンのほうが観ていて楽しかったです。
以下、ネタバレです。




『Mr.インクレディブル』を観て思いましたが、「町の平和よりもあなたの命が大事」と親身になって心配するのって、本当だったらアルフレッドじゃなくて奥さんの役割だと思う。それは、「外に出てくれるなら相手がチンパンジーでも」と言いたくもなるだろう。ここの、マイケル・ケインの「チンパンジー」って言い方が皮肉たっぷりで好きです。

ノーラン監督はベイン役について、「目と声だけの演技だから大変」と語っていた。表現できる箇所が少ないせいもあるのか、トム・ハーディの喋り方はいくぶん大袈裟です。でも、貧しい市民たちを煽動する演説シーンなどを観ていると、大袈裟で芝居がかっていたほうが、カリスマっぽくはなるのかなと思う。あと、最期のシーンでやっぱり涙がぽろっとこぼれていて、こうゆうマッチョで力押しな暴力系キャラが泣くシーンはなかなか出てこないと思う。ギャップがいいです。ノーラン、良くわかってる。
あと、トムハがシークレットブーツを履いているという話を聞いて気にして観ていたけどほとんど足元は映らなかった。スタジアムのシーンでも、博士の倒れた体でうまく隠されていた。

2004年公開。好評なのと、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督なので、ずっと気になっていたところ、テレビで放映されたので鑑賞。

単純なヒーロー物の流れではなく、ヒーローとしての活躍部分は過去の栄光にとどめて、隠居生活に入っているところから始まるのが面白かった。近しい人がヒーローとは無縁の平穏な生活を望んでいて、当の本人はうぬぼれや正義感からヒーローに戻ることも望んでいるのはダークナイトシリーズのアルフレッドとブルースの関係と同じ構造。平穏な生活を望む側(妻)もヒーローであることは違いますが。
また、主人公かと思われた父親がとらわれて、それを母親と子どもが助けに行くという、一筋縄ではいかない珍しい展開もおもしろかった。
家族それぞれの特殊能力を適材適所で使っていくのも面白い。喧嘩をしても致命的な仲間割れはしないだろうし、家族でチームというのはなかなかいいのではないかと思う。

最終兵器である赤ちゃんの能力は最終兵器ゆえかもしれないけどちょこっとしか出てこないし、可愛くなったお姉ちゃんの今後も知りたいので、続編を作ってほしい。公開からだいぶ経ってしまってるので無理かな。
それか、栄光の過去部分ををとりあげた、ビギンズやZERO的なものを作ってほしい。フロゾンとのバディものでもいい。イラスティガールの若い頃もかわいかったので、もっと活躍部分が観たい。

今回、“豪華吹き替え陣!”と謳われていたけど、テレビ放映版の特別キャストなのかと思ったんですが、そうでもないらしい。Mr.インクレディブル役の三浦友和とイラスティガール役の黒木瞳は、二人とも下手ではないんだけど、元々の俳優さんが見えてしまう。自然といえば自然な演技。ヴァイオレット役の綾瀬はるかは、声にハリや力がなかった。でも、線が細いおとなしい子なので合ってるといえば合ってるのかな。
シンドローム役の宮迫は、かえって空回りというか、頑張っているのはわかるけど、わかっちゃったら駄目だろうというか。俳優が吹き替えをやる場合、大袈裟すぎるくらいの大袈裟な演技をしないと声優と同じようにはならないことはある。しかし、主役の三浦友和や黒木瞳が、ほぼ俳優演技のままなので、逆に耳についてしまった。『アベンジャーズ』のホークアイの吹き替えも宮迫ですけど、どうなるんでしょうか。



ずっと待っていたクリストファー・ノーラン版バットマンの三作目であり最終章。ジャパンプレミアとIMAX版で観ました。今回は『ダークナイト』ほど、IMAXカメラで撮影したシーンがわかりやすくなかった。それだけ、IMAXシーンが多いせいかもしれないですが、どうしてもIMAXで!という感じではないのかもしれない。
以下、ネタバレです。





このシリーズではゴードンとアルフレッドが好きなんですが、今回はずっとアルフレッドに賛同しながら観てました。
『ダークナイト』でも、序盤で「バットマンの限界はなくても、あなたは限界なのではないか?」と傷だらけのブルース・ウェインに向かって言うシーンが出てくる。引退の会見を開く前の「私も共犯でつかまりますか?」「僕は君が主犯だと言おうと思ってる」というやりとり中も、少しはしゃいだ様子だった。
今回なんて、ブルースは最初から杖をついて出てくるのだ。とてもではないけど、戦える状態ではない。しかし、こんな彼に、アルフレッド以外の人は、バットマンの復活を望むと言う。ゴッサムのことを思えば、バットマンしか状況を変えることができないというのもわかる。それにしても、バットマンを頼りすぎだし、ブルースも責任感が強いのと、ヒーローとしてのうぬぼれもあるのかもしれないけど、やらざるを得ないようになってくる。最後のほうで、キャットウーマンだけが「逃げちゃえば?」と言うくらいで、ゴッサムの未来はバットマン一人に託されてしまう。
でも、もっとも近しいアルフレッドにしたら、ゴッサムの平和より、ブルースの命のほうが大切なんですよ。「ご両親を埋葬して、あなたまで埋葬したくない」と涙ながらに訴えてましたが、執事とはいえ、家族同然のアルフレッドにとって、それほどつらいことはない。そして、三つ並んだ墓の前で「私が裏切ったせいで」とアルフレッドが泣きくずれるシーンは本当につらい。

しかし、映画はここで終わらない。最初のほうで、アルフレッドがフィレンツェのカフェの話をするシーンが出てくる。休暇で訪れたフィレンツェのカフェで、奥さんと子どもと一緒に幸せそうに生活しているあなたの姿を見る。でも、振り向くとそれは別人という。ここを受けてのラストというのがニクい。
お墓のシーンで一度寂しさを味わい、そのあと、カフェが出てきた時点で、観客は気づく。幸福な予感に、少し焦れったい気持ちになりながらカメラを追い、ブルースの姿を見つける。隣りにはセリーナ・カイル。これ以上のラストはないでしょう。ノーランありがとう!
ゴッサムが救われたシーンではなくて、フィレンツェのシーンで終わらせているあたりが真のハッピーエンド映画だと思う。

だから、ジョセフ・ゴードン=レヴィット関連で続編が作られそうな感じではあるけど、ブルースだけは完全に引退させてほしい。もうアルフレッドを悲しませるようなことはしないでください。


JGLがバットマンの隣りに乗っているシーンを観たときに、少しロビンっぽいなとは思った。警官じゃなくて、ロビンをやれば良かったのにとも思っていた。
だいぶ前に、次の作品にはロビンが出てくるような情報が流れていたのが頭の隅にあったせいもあるかもしれない。でも、その後にそんな話は出てこなかったので、有耶無耶になってなくなったのかと思っていた。
JGLが警官役で出ると聞いたとき、一体どんな役なのかまったく謎だったし、予告にちらちら出てきても、どうせ端役なんだろうと思っていた。でも、本編を観ていたら、かなり活躍しているし、これはただの警官ではないな、と。やっぱり!とは思いましたが、にやりとさせられました。


あと、インセプション組からだと、マリオン・コティヤール。出てきた瞬間からなんとなくあやしく見えたのは、『インセプション』を観ていたせいでしょう。最大のネタバレですね。ただの金持ちだとは思ってなかった。援助すると言ってきたときも、絶対に何か裏があると思った。会社を譲る話になったときも、警戒してしまった。だから、正体を現したときも意外性はなかった。しかし、モルに続き、またこの人がラスボスとは。ノーランは彼女のことなんだと思ってるんだろうか。


その黒幕告白シーンで、毒気を抜かれたベインが優しい顔になっていて、やっといつものトム・ハーディの顔が見えた。また、過去シーンでマスク無しのトム・ハーディが一瞬だけ映ったのも良かった。そして、恋愛による涙まで流していて、完全に乙女でした。
というのも、ノーラン監督がトム・ハーディを見初めたのが『ロックンローラ』だという話があって。『Bronson』(チャールズ・ブロンソン役)かと本人は思っていたらしい。それか、ベインなら肉弾戦で『Warrior』っぽい。それが、ゲイ役乙女の『ロックンローラ』だというから、意外…と最初は思っていたけど、観終えた後だとなるほどと納得せざるをえない。


今回のブルースは最初から杖をついて出てきて、医者の話では足の軟骨が削れていて、いざスーツを着る前にもギブスをつけていた。殴り合いではベインにまったく勝てる要素はなさそうで、そのまま奈落に落とされて、絶体絶命。観ていて、絶望的な気持ちになった。
しかし、そこから、力強く這い上がる。これがRisesのタイトルの示すところなのかはわからないけれど、あきらめずにのぼり、外へ出て大復活を遂げる。ハンス・ジマーの音楽がバットマンのテーマを奏でて、カタルシスが生まれる。


今作は『ダークナイト』というよりは『バットマン ビギンズ』と繋がるところが多い。この前、リバイバルで『ビギンズ』を観ておこうと思ったのは、映画館で観ていないせいもあったけれど、リーアム・ニーソンが、「『ダークナイトライゼス』の撮影に参加したけど、現場に滞在したのは一時間半くらいで、自分でもどのシーンに出るのかわからなかった」と言っていたという、ちょっと可愛らしいエピソードを事前に聞いていたことが大きい。ラーズ・アズ・グール(リーアム・ニーソン)や影の軍団は、『ダークナイト』には出てこない。

それに、ゴードンとの最後のやりとりの元となるエピソードのことを考えると、『ビギンズ』は絶対に観ておいたほうがいい。あれがすべてのきっかけだったのだし、ゴッサムの未来がバットマンから託されたシーンです。


「ヒーローをやるならマスクをかぶれ」というセリフは、≒ですが、「マスクをかぶれば君もヒーローだ!」で『アメイジング・スパイダーマン』でも出てきた。正しい心があれば誰だってヒーローになれる。このような、ヒーロー物の一番核となる部分もふまえつつ、ビギンズでの伏線も回収して、華麗にラストをきめる。完璧です。2時間45分という上映時間のせいもあるのかもしれないけれど、充分な満足感、満腹感が得られる最終章だった。

『崖っぷちの男』


期待しないで観に行ったらおもしろかったという感想を聞いていたので、もともと期待してないし行ってみようかなと思っているうちに時間が経ってしまい、そのうちにどんどん期待が膨らんでしまって、結果的に期待した状態で観ることになってしまったけど面白かった。
情報はほとんど入れてません。サム・ワーシントンがビルの外側に立って飛び降りそうになっているポスターに載っていたキャッチコピー、「なぜ、ここに…?」そのままの心持でした。あと、ジェイミー・ベルが出てくるということくらいしか知らなかった。

サム・ワーシントンは今回が一番好きです。ちょっと恰好良く見えた。ジェイミー・ベルはますます良い感じ。小柄で、マッチョではないけど適度に筋肉がついていて、動きも猫みたいにしなやか。そもそもバレエをやっていただけある。
以下、ネタバレです。




いろんな場所で物事が同時進行していく。ホテルの外で飛び降りようとしている男と、ホテルの中の警察のごたごたと、隣りのビルの宝石強盗と、下に群がるマスコミと野次馬。うまく噛みあって、相互に関係しながら、徐々に状況が変わっていく。その中で少しずつ事実を明らかになっていく。
めまぐるしく変わる展開がスリリングで面白く、目が離せないままあっという間に終わってしまう。上映時間自体も短いけれど、集中力を途切れさせない見せ方をしていると思った。

厳重な金庫内であれだけ好き勝手やって大丈夫なのか?とか、センサーを消火器で冷やすなんて回避の仕方で大丈夫なの?とか、クッションの上とはいえ飛び降りてすぐに走り出せるの?とか、細かい疑問点はいくつかあるけど、気にならない人向けではあります。

『戦火の馬』


結局、公開中に観に行けなかったのでBDで鑑賞。
予告から、“育てていた馬が戦地に連れて行かれてはなればなれ。戦争反対!”みたいなお説教くさい映画なのかと思ってましたが、それよりずっと優しく、力強いお話だった。
一頭の馬にまつわる様々な人間たちの群像劇という、少し変わったスタイルなのがおもしろかった。ドンパチもあるけど、それが中心ではなく、人間ドラマの要素が強い。戦争の残酷さばかりをクローズアップせずに、善き人々の心温まるエピソードが多かった。号泣という感じではなかったけれど、観終わったあとで、じんわりと感動が広がる。

また、ドイツ軍とイギリス軍、両側からの視点で描かれるので、敵/味方の話に簡単にまとめられていないのも良かった。軍の内部事情と、人の内面をしっかり描くことで、相手が何を考えているかわからない冷徹な悪魔ではなく、血の通った人間なのだというのがわかる。

主人公たりえる演技をするジョーイ役の馬がすごい。動きだけ見ていても本当にお利口なのがわかるんですが、ちゃんと表情も作れてた。特に、「ごめんな」と喋りそうなくらいの申し訳なさそうな顔が印象的。

ベネディクト・カンバーバッチとトム・ヒドルストンという、最近の英国若手俳優二人を揃えている点も楽しみの一つでした。トムヒさんは、いい役だったせいもあるんですが、今回が一番恰好良かったです。軍服もよく似合っていた。
バッチさんは、また今までとまったく違うイメージの役柄だった。といっても、『裏切りのサーカス』(忠犬)、『つぐない』(ゲス)、『SHERLOCK』(変人)くらいしか観ていないです。若さゆえの無謀さで突っ走るワンマン軍人役でした。顔に特徴があるので一つのイメージで固定されそうなものだけど、見事に演じ分けている。カメレオン俳優だと思います。


2002年公開。サム・ライミ監督。『アメイジング・スパイダーマン』を先に観ています。2002年の時点で観ていたら、まったく印象が変わっていたのではないかと思う。





スパイダーマンになるきっかけである蜘蛛にさされる(噛まれる?)シーンは、サム・ライミ版のほうが自然でした。アメスパのオズコープ社のセキュリティの甘さは疑問が残ったので。

アメスパは蜘蛛の糸が出る装置を研究して自分で作っていたけど、サム・ライミ版では手の形や向きによって、手から糸が実際に出ていたみたいで、より蜘蛛っぽい。

女性に好かれるために車が欲しい→お金が無い→能力を使ってアマレスに参加して賞金GETという、町の平和などではなく、本当に自分のためだけにスパイダーマン能力を使おうとしていた。レスラーのマスクからヒントを得て、スパイダーマンの衣装を作るところは一緒。キック・アスのマスクは、ここで出てくるプロトタイプスパイダーマンを模したものなのかな。
また、自分のスパイダーマン写真を新聞社に売って採用してもらおうというのも、能力の利用の仕方がずるい。『スパイダーマン3』でも同じことをやっていたようだった。主人公があまり好きになれないと、作品自体もあまり好きになれない。

ヒロインであるMJがスパイダーマンのマスクの口の部分だけ出してキスするシーンは、命を二度救ってもらったとはいえ、唐突に感じました。ジェームズ・フランコ演じるハリーと付き合っていながら、というのもなんとも。
しかも、映画の最後のほうでは、中身をばらしていないのにピーター・パーカー自身を愛していると言っていて、流れがよくわからなかった。
対するハリーは、MJには振られるし、グリーンゴブリンなの知らないとはいえ、親は殺されるし、散々なのもかわいそう。

サム・ライミ版のスパイダーマンのほうがコスチュームが顔にぴったりしているようだった。アメスパはマスク自体が取れちゃうシーンが多かったけど、サム・ライミ版は、3でもそうでしたが顔についたまま、マスクが破けて隙間から顔が見える。

ラストでピーターはMJとうまくいくものの、正体は明かさない。授かった能力のことを思い、「力は呪い」と恰好良いことを言っていた。でも、結局、そのわりに3の最初では、スパイダーマンなのをMJも知っていたようだし、蜘蛛の力を使って、遊び呆けていた。2で何があったのか気になるけど、ピーターがこれ以上、蜘蛛の力を使って調子に乗るのを観たくない気もする。



2005年公開。映画館で観てなかったのと、『ダークナイト ライジング』に向けての予習兼ねて、リバイバル上映に行って来ました。






ブルースがバットマンになるまでが案外長かった記憶があったんですが、やっぱり長かったです。バットマンになるまでの特訓シーンのアクションが全体的に恰好良くない。クリストファー・ノーランはアクションが得意ではない監督だと思いますが、それを再確認できた。退屈だから長時間に感じられるのか、実際に長いのかわからない。バットマンが出てこないと画面がどうしても地味である点、親が殺害されたことに対する復讐という設定が暗い点も問題だと思う。

あと、少し前の映画だからかもしれないですが、青い花が見せる幻覚が安っぽいCGなのが気になった。目が光っていたり、鬼みたいなやつだったり。
『ダークナイト』や『インセプション』では、極力CGを用いておらず、それはノーラン監督の特徴であり魅力だと思っていましたが、『バットマン ビギンズ』においてはそこそこ使われていました。
ブルースの父親がゴッサム市民のために作ったモノレールもCGですね。忘れ形見っぽいのですが、ラスト付近であっさり爆破して、そのまま。『ダークナイト』では、特にモノレールの話は出てこない。それどころか、両親を殺害された話も出てきません。この辺は『ダークナイト ライジング』で回収されるのでしょうか?
その他にも、『ビギンズ』と『ダークナイト』でのぶつ切り間というか、設定の投げっぱなし具合が気になる点がいくつかあり、この辺は完結編である『ライジング』において、明らかにされるのか、気になるところです。きれいに終われるか。

ヒマラヤの上に建つラーズ・アル・グールの屋敷の外観は『インセプション』第三階層の病院に似ていた。和風というよりは中国っぽい屋敷の内装はサイトーの屋敷に似ていた。当主が渡辺謙さんなのも、今観るとなんとなく繋がりや監督の謙さんに対するイメージみたいなものが見える気がして感慨深い。

キリアン・マーフィーは『ダークナイト』にもちょこっと出てきますが、『ビギンズ』では主要な悪役なので出番が多かった。序盤の医師としての姿は眼鏡かけてすましていて恰好良い。後半、スケアクロウとしてバットマンを煽る顔、スプレーをかけられて見せる怯えた顔、どれも良かった。

レイチェル・ドーズ役はマギー・ギレンホールに代わって正解だったと思う。ケイティ・ホームズは仰向けに倒れたときのおっぱいが目立ってた。でも、このシリーズにはお色気要素は必要ないと思うので。でも、『ライジング』におけるアン・ハサウェイのキャットウーマンはお色気要員なんでしょうか。
『サンキュー・スモーキング』や『ダーク・フェアリー』のケイティ・ホームズは好きです。

ゲイリー・オールドマンは、ひときわ可愛く撮られていた。最後のバットモービルに乗る羽目になってされるがままになるシーンが特にいい。やっと、攻撃が命中したときのはしゃぎっぷりはこの映画一番の見所、かもしれない。

執事アルフレッドは『ビギンズ』でも『ダークナイト』でも変わらず献身的であり、ブルースの一番の理解者だった。『ビギンズ』と『ダークナイト』の間に続編らしい流れはあまり感じられなかったけど、アルフレッドの態度だけは同じだった。冗談めかした口調で粋なことを言うのもそのまま。暗い作品の中のオアシス的な存在です。