Aug 14
もともとは2002年にスタートしたトビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』、2012年に『アメイジング・スパイダーマン』があったためか、スパイダーマンになるまでのこと(首を噛まれるなど…)とか、ベンおじさんの死などは省略されている。3度同じことをやられてもなと思っていたのでよかった。
また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の続きです。そして、この先も続きそうで、完全にMCUの一部になっていた。
アニメや漫画や他の映画でスパイダーマンを知らない人が、この映画単体で楽しむことはできるのかは疑問。
監督は『COP CAR/コップ・カー』のジョン・ワッツ。36歳です。若い。
主演はトム・ホランド。21歳ですが、やっと15歳になった役を演じている。『インポッシブル』ではお兄ちゃんの役の子がやけに演技がうまいと思ったが、こんなに有名になるとは。
以下、ネタバレです。
そもそも、最初が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の裏話みたいな感じである。
あの空港での戦いのシーンの前後と最中に何があったかをピーター・パーカーがiPhoneで録画していた。
ちゃっかりしてる性格と、普通の高校生っぽさがわかる。もうこのPOV形式のアバンを観るだけで、トム・ホランド演じるピーター・パーカーに魅了されてしまう。最初からにこにこしてしまった。
高校に通っていて、学力大会みたいなものに出ていたのでたぶん頭もいい。けれど、スクールカーストでは下のほうみたい。好きな女の子もいるけれど相手にされてなさそう。
ただ、学校生活も描かれているが、それほど青春映画の要素はなかったと思う。出演の学生たちが『ブレックファスト・クラブ』の配置になっているパロディポスターがあったので、もっと青春寄りかと思った。
特に、最近観た『パワーレンジャー』が本作と同じく多人種で一見バラバラと思えた生徒たちが次第に仲良くなって…という内容だったので、それくらい青春映画っぽいのかなと思っていた。
ピーターが思いを寄せるリズ(原作でも出てくるようだが名前だけでキャラ自体は違いそう)もずっとピーターに興味なさそうだったのに急に好きになってた感じ。この辺はあまりうまくないなと思った。
ホームカミングというのはプロムみたいなもののようだったが、これがサブタイトルなので、もっと青春要素がうまかったら良かったのにと思ってしまった。
ただ、友達のネッドは良かった。小太り、アジア系という今までとは違う人選。映画序盤でピーターがスパイダーマンだと知りサポートする。もともとスパイダーマン的なものが好きな所謂オタクタイプなのもいい。ちょっとアントマンのマイケル・ペーニャっぽい。
青春よりもヒーローをとったのだろうと思う。それは、映画内のピーターもそうだし、映画の方向性としてもそうだ。
ピーターはシビル・ウォーの空港での戦いでトニーに呼ばれて、それ以来調子に乗る。思春期特有なのかもしれないが、自分はもっとできると自信に満ち溢れている。
けれど、トニーからの評価は低くて、もっとできることを示したいからヤキモキして暴走する。
全体的に今までのMCUで観ることができたような恰好良いアクションはあまりない。失敗ばかりである。スーツの補助輪機能をはずしても、高性能を持て余していた。
そんなだから、トニーからたびたびサポートが入る。
ただ、トニーはピーターのことをまだまだ子供だと馬鹿にしてるのかと思ったら、フェリーの事件のあとで唯一信用してたのが彼なのだとわかって驚いた。ピーターには父親も父親代わりだったおじさんもいない。だから、導ける男親の代わりになっていたのだろう。
トニーは口が悪いし、何だかどこまでが本心なのだかわからないけれど、本当は優しいのだと思う。彼だって父親を亡くしているし、父親との確執もある。なんとなく、『シビル・ウォー』でのことを思い出してしまい、つらくなった。
失敗をして、トニーが作った高性能スーツは取り上げられてしまう。ここでピーターが「スーツがないと僕は…」と言っていて、なるほどと思った。
ここからピーターが復活することで、『スーツはただの制服であり、正義の味方としてがんばっていれば誰でもヒーローになれる』というマーベルの信条を示すのだと思った。
だけど、スーツを取り上げられたピーターは気落ちして、ヒーロー業をやめて普通の高校生活に戻っていく。でも、普通の高校生活にも憧れがあったようだし、もしかしたらここから青春映画になるのかと思った。ホームカミングにもリズと行けることになった。スーツ(スパイダースーツではなくプロム用の普通のスーツ)を選んであげているメイおばさんも嬉しそうだった。こっちの人生に舵を切って、映画の方向性も変わるのかと思われた。
しかし、リズを迎えに行った家で玄関から出てきたパパは今回の悪役のバルチャーだった。
家族のことを隠してるのはわかっていたけれど、そう来るか!と思った。すっかり気持ちは青春映画になっていたので一気に振り戻されてびっくりした。
そして、ピーターはそこから手作りスーツで退治に乗り出すのもすごい。今までのスパイダーマンは最初に手作りスーツが出てきていたが、ラストバトルが手作りスーツとは。
もちろん低性能。性能というか、姿が隠せているくらいのものである。あとは身体能力とスパイダーセンスとネッドのサポートでカバー。
かなり無理のある戦いだったし、やはり不恰好だったけれど、バルチャーというか生身のエイドリアンを殺さずに助けることで決着がついた。
高性能スーツには即死モードも付いていたがそれも頑なに使わなかったし、別に彼女の父親だから救ったわけではないと思う。ピーターは優しい。でも、まだ本当の戦いをしていないのだとも思う。
ここでもトニーが助けに来たら興ざめだったけれど、一人でやってのけていた。
最後の会見云々のシーン、トニーの申し出を断るのはピーターが大人になったのもあるかもしれないが、「テストでしょ?」と言っていたので、一度断ることで合格なんでしょ?ここで新スーツにホイホイされちゃいけないんでしょ?というところまで読んでたのかもしれない。だとしたら、それはそれで大人だけれど。
トニーはトニーで、これは本心だったから本当に記者も用意していた。今後、この二人の何が本心かわからないような腹の探り合いも楽しそう。
それで、ポッツと婚約会見だか結婚会見を開いていたが、ハッピーの持っていた指輪だが、「2008年から」って、2008年と言えば『アイアンマン』の一作目が公開された年なんですが…。トニーは案外シャイでもある。
リズは父親のことが原因で引っ越すことになってしまうが、同じクラブの女の子が、なんとなくあやしいとは思っていたけどMJである。
原作通りだとMJとピーターは恋人になるが、結局、悲劇に遭う。本シリーズではどうなるのだろうか。まだ悲劇に見舞われる雰囲気はまったくない。MJはほとんど活躍してないし、当たり前か。
そして、これも原作通りだけど、最後でメイおばさんにスパイダーマンのことがバレていた。
WTFが途中で切られていて笑ってしまった。このシリーズのメイおばさんの過剰なセクシーさも今後どうなるのか気になる。
MCUのお楽しみ、おまけ映像は刑務所に入っているエイドリアン。
正体を知ってるんだって?と聞かれて、「知ってたら殺してるよ」と答えていた。まあ、嘘なのであるが、そのセリフの真意が、これから殺すよってことなのか、助けてもらったから情けをかけたのかわからない。少し凶悪さがにじみ出る表情をしていたので、次作にも出てくるのかな。
マイケル・キートンの演技が素晴らしかった。リズの家に行ったときのパパの表情と、あれ?こいつ?と気づき始めたときの表情の変わり方がこわかった。
そして、最後のおまけ映像が、キャプテン・アメリカの広報映像。
学校でもビデオが流されていたが、キャプテン・アメリカは圧倒的に正しい存在の象徴としてとらえられているらしい。
「あと何本?」と疲れたように聞いていたが、何本撮らされたのだろう。学校用の他にも、兵士用とか職場用とかいろいろあるのだろう。大変。
字幕で観たが、ピーターの吹き替えが榎木淳弥さんなのが気になる。
ピーター・パーカーといえば、アニメ版では川田紳司さんの印象だが、この映画のトム・ホランド演じるピーターは絶対に榎木さんのほうが合う。途中で「女みたいな声」とも言われていたけれど、高めのほうがいいし、最後で成長したところは見せたけれど、あまりにも子供っぽい部分が多くあるからだ。
15歳にやっとなったところらしい。
それに予告で見た「大丈夫っす」の全然大丈夫じゃなさそうな、信用できない感じが合っていたからだ。
早口な部分が多いし、もしかしたら字幕よりも吹き替えのほうが楽しめるのかもしれない。きっと字幕にするからちゃんと読みやすいように整えて書いてる部分もあるのではないだろうか。もっと適当なことをたくさん言ってそう。
まだまだ危うい部分も多いけれど、かわいくて、この先も楽しみで、でも悲劇を経験して傷つくのがかわいそうだと思ってしまうヒーローだった。このスパイダーマンもおもしろかったです。
『スパイダーマン:ホームカミング』
Posted by asuka at 12:59 AM
もともとは2002年にスタートしたトビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』、2012年に『アメイジング・スパイダーマン』があったためか、スパイダーマンになるまでのこと(首を噛まれるなど…)とか、ベンおじさんの死などは省略されている。3度同じことをやられてもなと思っていたのでよかった。
また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の続きです。そして、この先も続きそうで、完全にMCUの一部になっていた。
アニメや漫画や他の映画でスパイダーマンを知らない人が、この映画単体で楽しむことはできるのかは疑問。
監督は『COP CAR/コップ・カー』のジョン・ワッツ。36歳です。若い。
主演はトム・ホランド。21歳ですが、やっと15歳になった役を演じている。『インポッシブル』ではお兄ちゃんの役の子がやけに演技がうまいと思ったが、こんなに有名になるとは。
以下、ネタバレです。
そもそも、最初が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の裏話みたいな感じである。
あの空港での戦いのシーンの前後と最中に何があったかをピーター・パーカーがiPhoneで録画していた。
ちゃっかりしてる性格と、普通の高校生っぽさがわかる。もうこのPOV形式のアバンを観るだけで、トム・ホランド演じるピーター・パーカーに魅了されてしまう。最初からにこにこしてしまった。
高校に通っていて、学力大会みたいなものに出ていたのでたぶん頭もいい。けれど、スクールカーストでは下のほうみたい。好きな女の子もいるけれど相手にされてなさそう。
ただ、学校生活も描かれているが、それほど青春映画の要素はなかったと思う。出演の学生たちが『ブレックファスト・クラブ』の配置になっているパロディポスターがあったので、もっと青春寄りかと思った。
特に、最近観た『パワーレンジャー』が本作と同じく多人種で一見バラバラと思えた生徒たちが次第に仲良くなって…という内容だったので、それくらい青春映画っぽいのかなと思っていた。
ピーターが思いを寄せるリズ(原作でも出てくるようだが名前だけでキャラ自体は違いそう)もずっとピーターに興味なさそうだったのに急に好きになってた感じ。この辺はあまりうまくないなと思った。
ホームカミングというのはプロムみたいなもののようだったが、これがサブタイトルなので、もっと青春要素がうまかったら良かったのにと思ってしまった。
ただ、友達のネッドは良かった。小太り、アジア系という今までとは違う人選。映画序盤でピーターがスパイダーマンだと知りサポートする。もともとスパイダーマン的なものが好きな所謂オタクタイプなのもいい。ちょっとアントマンのマイケル・ペーニャっぽい。
青春よりもヒーローをとったのだろうと思う。それは、映画内のピーターもそうだし、映画の方向性としてもそうだ。
ピーターはシビル・ウォーの空港での戦いでトニーに呼ばれて、それ以来調子に乗る。思春期特有なのかもしれないが、自分はもっとできると自信に満ち溢れている。
けれど、トニーからの評価は低くて、もっとできることを示したいからヤキモキして暴走する。
全体的に今までのMCUで観ることができたような恰好良いアクションはあまりない。失敗ばかりである。スーツの補助輪機能をはずしても、高性能を持て余していた。
そんなだから、トニーからたびたびサポートが入る。
ただ、トニーはピーターのことをまだまだ子供だと馬鹿にしてるのかと思ったら、フェリーの事件のあとで唯一信用してたのが彼なのだとわかって驚いた。ピーターには父親も父親代わりだったおじさんもいない。だから、導ける男親の代わりになっていたのだろう。
トニーは口が悪いし、何だかどこまでが本心なのだかわからないけれど、本当は優しいのだと思う。彼だって父親を亡くしているし、父親との確執もある。なんとなく、『シビル・ウォー』でのことを思い出してしまい、つらくなった。
失敗をして、トニーが作った高性能スーツは取り上げられてしまう。ここでピーターが「スーツがないと僕は…」と言っていて、なるほどと思った。
ここからピーターが復活することで、『スーツはただの制服であり、正義の味方としてがんばっていれば誰でもヒーローになれる』というマーベルの信条を示すのだと思った。
だけど、スーツを取り上げられたピーターは気落ちして、ヒーロー業をやめて普通の高校生活に戻っていく。でも、普通の高校生活にも憧れがあったようだし、もしかしたらここから青春映画になるのかと思った。ホームカミングにもリズと行けることになった。スーツ(スパイダースーツではなくプロム用の普通のスーツ)を選んであげているメイおばさんも嬉しそうだった。こっちの人生に舵を切って、映画の方向性も変わるのかと思われた。
しかし、リズを迎えに行った家で玄関から出てきたパパは今回の悪役のバルチャーだった。
家族のことを隠してるのはわかっていたけれど、そう来るか!と思った。すっかり気持ちは青春映画になっていたので一気に振り戻されてびっくりした。
そして、ピーターはそこから手作りスーツで退治に乗り出すのもすごい。今までのスパイダーマンは最初に手作りスーツが出てきていたが、ラストバトルが手作りスーツとは。
もちろん低性能。性能というか、姿が隠せているくらいのものである。あとは身体能力とスパイダーセンスとネッドのサポートでカバー。
かなり無理のある戦いだったし、やはり不恰好だったけれど、バルチャーというか生身のエイドリアンを殺さずに助けることで決着がついた。
高性能スーツには即死モードも付いていたがそれも頑なに使わなかったし、別に彼女の父親だから救ったわけではないと思う。ピーターは優しい。でも、まだ本当の戦いをしていないのだとも思う。
ここでもトニーが助けに来たら興ざめだったけれど、一人でやってのけていた。
最後の会見云々のシーン、トニーの申し出を断るのはピーターが大人になったのもあるかもしれないが、「テストでしょ?」と言っていたので、一度断ることで合格なんでしょ?ここで新スーツにホイホイされちゃいけないんでしょ?というところまで読んでたのかもしれない。だとしたら、それはそれで大人だけれど。
トニーはトニーで、これは本心だったから本当に記者も用意していた。今後、この二人の何が本心かわからないような腹の探り合いも楽しそう。
それで、ポッツと婚約会見だか結婚会見を開いていたが、ハッピーの持っていた指輪だが、「2008年から」って、2008年と言えば『アイアンマン』の一作目が公開された年なんですが…。トニーは案外シャイでもある。
リズは父親のことが原因で引っ越すことになってしまうが、同じクラブの女の子が、なんとなくあやしいとは思っていたけどMJである。
原作通りだとMJとピーターは恋人になるが、結局、悲劇に遭う。本シリーズではどうなるのだろうか。まだ悲劇に見舞われる雰囲気はまったくない。MJはほとんど活躍してないし、当たり前か。
そして、これも原作通りだけど、最後でメイおばさんにスパイダーマンのことがバレていた。
WTFが途中で切られていて笑ってしまった。このシリーズのメイおばさんの過剰なセクシーさも今後どうなるのか気になる。
MCUのお楽しみ、おまけ映像は刑務所に入っているエイドリアン。
正体を知ってるんだって?と聞かれて、「知ってたら殺してるよ」と答えていた。まあ、嘘なのであるが、そのセリフの真意が、これから殺すよってことなのか、助けてもらったから情けをかけたのかわからない。少し凶悪さがにじみ出る表情をしていたので、次作にも出てくるのかな。
マイケル・キートンの演技が素晴らしかった。リズの家に行ったときのパパの表情と、あれ?こいつ?と気づき始めたときの表情の変わり方がこわかった。
そして、最後のおまけ映像が、キャプテン・アメリカの広報映像。
学校でもビデオが流されていたが、キャプテン・アメリカは圧倒的に正しい存在の象徴としてとらえられているらしい。
「あと何本?」と疲れたように聞いていたが、何本撮らされたのだろう。学校用の他にも、兵士用とか職場用とかいろいろあるのだろう。大変。
字幕で観たが、ピーターの吹き替えが榎木淳弥さんなのが気になる。
ピーター・パーカーといえば、アニメ版では川田紳司さんの印象だが、この映画のトム・ホランド演じるピーターは絶対に榎木さんのほうが合う。途中で「女みたいな声」とも言われていたけれど、高めのほうがいいし、最後で成長したところは見せたけれど、あまりにも子供っぽい部分が多くあるからだ。
15歳にやっとなったところらしい。
それに予告で見た「大丈夫っす」の全然大丈夫じゃなさそうな、信用できない感じが合っていたからだ。
早口な部分が多いし、もしかしたら字幕よりも吹き替えのほうが楽しめるのかもしれない。きっと字幕にするからちゃんと読みやすいように整えて書いてる部分もあるのではないだろうか。もっと適当なことをたくさん言ってそう。
まだまだ危うい部分も多いけれど、かわいくて、この先も楽しみで、でも悲劇を経験して傷つくのがかわいそうだと思ってしまうヒーローだった。このスパイダーマンもおもしろかったです。
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