『アメイジング・スパイダーマン』(二回目)

ムビチケ券(権?)が当たったので、『アメイジング・スパイダーマン』二回目。初日。
このムビチケが、IMAXでは使用不可とのことだったので、ユナイテッドシネマ豊洲の巨大スクリーンで観てみました。
スクリーンの大きさが把握できていないまま、通路のすぐ後ろの座席を予約したら、思ったよりも前方で、スクリーンが視界に入りきらなかった。特にアクションシーンは疲れてしまいました。
3Dも、席が前過ぎたせいなのか、スクリーンの性能なのか、IMAXのほうが飛び出してた印象。

以下、細かいシーンについて。ネタバレです。
ネタバレ前に、劇中で出てくる“ブランジーノ”という魚の丸焼きみたいな料理ですが、ブランジーノってシーバスのイタリアでの呼び名らしい。シーバスは日本ではスズキのことをさすようなので、スズキの丸焼きみたいなものでしょうか。






能力を手に入れて、制御できない状態での朝のシーンが好きです。目覚まし時計を止めようと叩いたらぶっ壊れる。顔を洗おうとすると蛇口が外れる。歯を磨こ うとすると歯磨き粉が鏡までびゅっと飛び出す。この一連を寝ぼけた状態でやるのが可笑しいし可愛い。音楽の使い方も洒落ている。

あとグウェンと、「好きだ」とか「付き合おう」とかお互い言っていないのに自然にいい雰囲気になって、そのあと、うきうきとスケボーをするシーンもいいです。ここも音楽がいい。

アメコミ映画というと、アクションに特化したものが多いですが、『アメージング・スパイダーマン』はアクションよりも青春ドラマシーンが良い。特にこの二つのシーンは、きゅんときます。

エマ・シーンとの二人のやりとりも見ていて楽しいんですが、アンドリュー・ガーフィールド一人でもかっこいい。
博士の家で崩壊率の数式を解いて見せた後、「どうして解けたんだ?」と聞かれた時に、自分のこめかみを少し自慢げにトントンとやるシーンが好きです。

最後のバトルを終えて、家に帰ってきて、カバンから卵を出すシーン、もう卵は必要ないよ、その伏線は回収しなくていいよと思ったけど、それは、“これから は心配かけません、約束を守ります”という誓いの印なのかもしれない。「きつかった」と弱音を吐いて、おばさんに抱きつく姿は、やっと素顔になって、遠慮 なく甘えられたようで、ほろりとくる。弱さを見せられるようになったのも、成長した証なのだと思う。

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