『エクスペンダブルズ2』


映画館に豪華出演者の立て看板が飾ってあって、それを見たときに、リアム・ヘムズワースというクリス・ヘムズワースの弟さんが出ているのを初めて知りました。目元が結構似ていた。
前作では顔見せ程度だったブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーもまあまあ活躍していました。
以下、ネタバレです。










リアム・ヘムズワースは、 実際の年齢が22歳ということで出演者の中でもダントツで若く、エクスペンダブルズの新入り役でした。しかし、ストーリー上のキーパーソンではありながら早々に離脱…。恰好良かったし、もう少し観たかったです。残念。

前作同様、もしかしたら前作以上に話の深みなどは一切無かった。同行していた女性が実は悪役側で…みたいなどんでん返しを想像していたけれど、特にそんな要素もなし。悪い奴がとことん悪くて、それをとにかく倒してくという、それだけの話。モブキャラはバッタバッタと死ぬ。でも、これだけ出演者が濃いと、それで十分おもしろい。むしろ、変に深みなんかは持たせないほうがおもしろいと思う。
さすがに年季の入った方々のアクションはやっぱりうまいし、それだけで見応えがあった。一番好きだったのは、メンバーの中では若者のジェイソン・ステイサムの教会のシーン。神父姿でナイフを自在に操る様が恰好良かった。いつの間にか、しっかりアクション俳優の仲間入りをしていた。

出演者の過去作オマージュが満載なのも良かった。スタローンのボクシングネタにはにやりとさせられたし、シュワルツェネッガーにいたっては「I’ll be back.」を連発、ダダンダンダダンというおなじみのSEまで付けてくる悪ふざけっぷり。でも、そもそもがそうゆう映画なので、しつこいくらいでいい。

バーニーとクリスマスのケンカップル度は上がってた。彼女といちゃつくクリスマスに対しての、バーニーの嫉妬はこちらが恥ずかしくなるほど。いちいちかみついていた。

今回も打ち上げがあるかと思ったら、飛行機の中でのちょっとしたシーンだけでした。もっと長くてもいいのにと思ったけど、廃ホテル(?)での「最後の晩餐に何を食べたいか?」という無駄に長い話し合いのシーンも中打ち上げみたいなものだったし、アクション以外の部分はあんまり加えないようにしたのかもしれない。
今回は本当にアクションだけに特化した、シンプルなものが作りたかったのかもしれない。エクスペンダブルズ面々のアクション以外のシーンも好きなのですが、日常のわいわい話しているシーンは省かれてしまうのは仕方が無いのかな。

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