『エクスペンダブルズ』


2010年公開。テレビにて。映画館でも観ました。

2よりもこちらのほうが火薬の量が多そうだった。特に終盤、アジトを脱出して逃げるあたりの爆破に次ぐ爆破と火の海具合はやりすぎ感に笑ってしまう。

彫り師役のミッキー・ロークが恰好良くて、結構良いキャラクターなので、2に出てこなかったのは残念。でも、オアシス的な役割というか、前線には出ないので、メンバーがほぼ前線に出っぱなしの2では出番がないのもわかる。ヴァンダム、シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスという2からの新キャラ・出番の増えたキャラにもお金もかかってるんだろうし。

忘れていたけど、そういえば、悪役が『ダークナイト』のマローニ役のエリック・ロバーツだった。

エクスペンダブルズの面々やヒロインなど、全員がとにかくバーニー(スタローン)を慕っているように撮られている。監督も彼自身がつとめていると考えるとなかなかこそばゆい。憎まれ口を叩きながらも、バーニーに認めてもらいたくて頑張るクリスマス(ジェイソン・ステイサム)が「惚れたか?」と冗談まじりにたずねるシーンが好きです。

終わり方は1のほうが好きでした。クリスマスがハンデをつけて、すごく遠くから投げたナイフがちゃんと刺さる。クリスマスの腕が確かなことがわかるし、ナイフが刺さる的側にカメラを置くことで、全員がこちらを向いていても不自然ではない。せっかく出演者が豪華なんだし、最後にしっかり全員の顔を見せる工夫がとられているのはいいですね。


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