『Hansel and Gretel: Witch Hunters』


グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』のその後。森に捨てられた兄妹が、
大きくなってウィッチハンターになったというストーリー。
最初は日本での公開日も告知されましたが、その内公開がないかもしれないという話だったので、ロンドンで観ました。当然、字幕は付いていなくて英語がほとんどわからない中観ましたが、アクションが主体だし、内容はわかった。

主演二人がとても可愛く撮られているのが良かった。グレーテルは勇ましいところもあるけれど、ちゃんと女の子らしいところもあるし、モテるのがいい。ヘンゼルは女性にアプローチされてもなんだかんだでかわしていくのが良かった。でも、力づくで迫られるとあっさり籠絡されちゃうあたりも愛おしい。武器が大型なんですが、その持ち方も恰好良かったです。

途中から、優しい怪人とヘングレマニアの男子という二人の仲間ができるんですが、そのキャラクターもいい。その新パーティー四人で新しい町を訪れる続編を作ってほしい。ストーリーは別に同じ感じでもかまわないので。


日本公開が危ぶまれている原因はゴア具合だという話を聞いたんですが、本当のところはよくわからない。普通のヘンゼルとグレーテルだと思って子供が観てしまったら…という懸念でしょうか。

『リンカーン/秘密の書』と同じテイストだと思う。あちらはヴァンパイアハンターでこちらはウィッチハンターという点も含めて。ゴア具合にしても、この作品はそんなでもなかったです。確かに肉片は多少飛びますが。一応ジャンルもホラーになるのかもしれない。でも、『リンカーン/秘密の書』のほうがよっぽどゴアだった。それでも、きっとあの作品も興行成績はふるわなかったんだろうし、難しいのかもしれない。

公開しないのは仕方がないにしても、DVDスルーでいいのでなんとか日本でも観られるようにしてほしい。今回、劇場では3Dで観ましたが、別に2Dでいいと思います。
(追記:公開は無くなり、DVDスルーになりました)


ロンドンのレスタースクエアにあるempireという映画館で観ました。もう公開が終盤だったせいか、客席はかなり少なかった。けれど、横に長いのでスクリーン自体は大きく観やすかった。列は三列くらい。
椅子が寄っかかると後ろに傾く、リクライニングシートのようになっていた。でも、後ろに傾いても固定されるわけではないので不安定で落ち着かなかった。
日本では採用されてない椅子だと思うけど、海外だと一般的なのかな。海外ではハワイの一箇所の映画館にしか行ったことがないんですが、ハワイの椅子は普通だった。
(追記:『ユー・ガット・メール』で二人が行く映画館がその椅子っぽく倒れているのを確認。たぶん、場所はNY)

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