『アベンジャーズ』(二回目)


これだけ待たされたんだから二回くらい観ておかないと…と思い行ってきました。普通スクリーンの3D。IMAXでないならば、できれば2Dで観たかったけれど、行くことができる時間に上映館がありませんでした。『アベンジャーズ』は上映時間が長めなのと、後半の動きがせわしないのと、一つの画面で観るべきところが多いせいもあってか、鑑賞後にかなり目が疲れてしまった。せめて吹き替えにすれば良かったのかもしれない。でも吹き替え上映館がなかった。
以下、ネタバレです。




二度目だと細かいシーンに注目して観るんですが、それほど細かいシーンって無いんですよね。
ニック・フューリーとスティーブが「驚いたら10ドル」という賭けをしたあと、空母内に入ったとき、スティーブが何も言わずにすっと10ドルを差し出すのは可愛かった。おー、驚いてる驚いてると思った。

スタークが、ストレスを与えようとしてバナーのわき腹をツンと刺すのも可愛い。もし本当にあそこでハルクになっちゃったらどうするつもりだったのか。

あと、これは一回目に観たときにも思ったんですが、ポッツとスタークが思っていたよりもいちゃいちゃしている。『アイアンマン2』で二人の距離ってそんなに縮まったんだったっけ? ブラック・ウィドウには見向きもしてなかった。

ブラック・ウィドウとホークアイの関係も気になる。過去の命の恩人みたいな話も映像になるといいなあ。S.H.I.E.L.D.のテレビシリーズだか映画だかも計画されているようなのでそれを待つしかない。今回と同じく、ジョス・ウィードンが監督するようなので、きっとこの辺も描いてくれると信じてます。(噂段階の話かも…)

おまけの打ち上げシーンはやっぱり笑った。ブラック・ウィドウがずっとホークアイのことを見てるんですよね。ちょっと睨み加減で何かを要請するように見てる。それこそ、「アンタ、この空気なんとかしなさいよ」とばかりに。
社長は誰とも目を合わさずにあさっての方向を向きながら、口をモグモグやってて、知―らないという感じ。
バナー、というか、あれはマーク・ラファロなのかな。ちょっと笑っちゃってるのは演技じゃないのかもしれない。

もちろんアクションシーンはみんな恰好いいんですよ。それぞれの役割を個々がこなして、協力していないようで、ちゃんと繋がっている。それは、流れるようなカメラワークを見ていてもよくわかる。
でも、はっきり言ってそれは当たり前。この映画で私が好きなところは、おまけシーンや前半にあるような、変身前の人たちのやりとりの可愛さです。
あと、ロキちゃんのシーンは全部好き。ソーが来た場面も、ソーとアイアンマンが戦い始めたら逃げちゃえばいいのに崖の上でおとなしく見てたりとか、みんなに囲まれてたじたじとか、最後しゅんとしてたりとか。まったく怖くないんですよね、悪役なのに。むしろ、愛嬌があって可愛い。

0 comments:

Post a Comment