『バタフライ・エフェクト』


2004年公開。やたらと評価が高い本作ですが、前に観たときにいまいちピンとこなかったので、観なおしてみた。かなり前だったのでほとんど内容をおぼえていなくて、初見のような感じでした。

過去に戻って、やり直しながら最善の結末を探していくというのは、タイムリープものではよくある話のような感じですが、公開当時は珍しかったんでしょうか。ただ、『バタフライ・エフェクト』はどこからやり直しても駄目になるというのが哀しかった。
ならば出会わなければいい、と根源を絶つのは苦渋の決断だと思うけれど、それでも、女の子のお父さんが変態なのは、エヴァンが居ようと居まいと変わらないかもしれないし、それならば、せめてそばにいて守ってあげたほうがいいんじゃないかと思った。

その変態お父さん役の俳優さんが少しデヴィッド・ボウイに似てて恰好良かった。エリック・ストルツという方で、イギリス俳優のような容貌ですが、カリフォルニア州出身だった。『パルプ・フィクション』に出ていたらしい。あと、海外ドラマ『glee/グリー』で監督をしているらしいのがちょっと驚いた。


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