『タイタンの逆襲』


試写会。前作未見です。たぶん、前作と話が繋がっているというわけではないと思うんですが、導入部分が唐突というか、大筋が理解できないまま、話がいきなり佳境だったので混乱した。普通の漁村がキメラに襲われていた。世界観を知っておくためには前作の『タイタンの戦い』を観てからのほうが良かったかもしれない。神様と半神、人間との強さ比較もわからなかった。神様は全能なのかと思っていたけど、案外弱い。力が弱っていたせいでしょうか?
トータル99分と短めでもあるので、その辺を筋道をたてて説明している時間はなかったのかもしれない。アクションシーンの連続で、よく言えばテンポ良く進んでいってた。悪く言えば、さまざまな出来事の描きこみが薄め。流れるようなストーリー展開はなく、出来事が一つ一つぶつ切りされていた。

クリーチャーも良くできてそうだったのに、動きが速いのとカメラが手持ちっぽくなるせいで、しっかり写らなかったのが残念。ちゃんと映るのは動きが止まったとき=死んだときでした。生きて動いている姿もちゃんと観たかった。

予告だと巨人との戦いが全面に出されてたけど、巨人はほんの一部しか出てこなかった。タイタンというからには、巨人がボスなのかと思っていた。予告ではマリリン・マンソンの『Sweet Dreams』が使われていたのも良かったけれど、本編では使われなかった。最近、多いですね。

3D映画自体、そんなに本数を観たことがあるわけではないのですが、怖がらせる系の3Dでは一番飛び出していたと思う。いままで、飛行シーンと3Dは相性がいいと思っていたけど、上からパラパラと何かが落ちてくる描写も3D向けでした。

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