『The Last Post』(三話)



BBC Oneにて放映中のトム・グリン=カーニーが出演しているドラマ。アデン危機の話。全六話の三話感想。

(一話、二話感想)

以下、ネタバレです。







一話二話もつらかったけど、今回もさらにつらい。
クリスマスイブとクリスマスの話で、前回のような潜入作戦とかはないからちょっとした休憩回かなと思ったら裏で暗躍しているものがちらちら映ってつらい。

マーティン大尉の妻はクリスマスなので七面鳥?チキン?を調理するために取り寄せるが、マーティンは仕事に出かけてしまう。
このままではアリソンと同じ道を辿りそうだし、実際二人の仲も深まっていた。アリソンの夫はそれを歓迎しているようだったけれど、マーティンはやっぱり気に食わなそうだった。

前回出てきた女性レポーターは、やっぱりクセモノっぽい。悪人というよりは野心家かもしれない。前回、ゲリラに処刑されたイギリス兵の首を写真におさめていたけれど、それをめぐってのいざこざがあった。マーティンはフィルムを取り返したものの捨てなかったのでまだ問題になりそう。

トニー(トム・グリン=カーニー)の想い人ユースラはハリー少佐の家で息子のジョージの子守をしていて、だからなのか、ゲリラ(たぶん)に目をつけられたようだった。三話の最後ではマーティンがジョージをユースラに預け、その結果、さらわれてしまう。

今回のトニーの見所は最初に七面鳥だがチキンをマーティンの家に届けに来るのが彼で、帰りにユースラに偶然会う。前回、ちょっと避けられたので、しどろもどろに「届け物をした帰りで…。でも君に会えて嬉しい」と言っていた。ユースラは英語があまりできないので教えてあげたり。
ユースラがお皿を持っててそれは何?って聞かれて「Christmas deer.」って答えて、「reindeer!(トナカイ!)」って返してたけど、 ユースラは本当はディナーって言いたかったんたんじゃないのかな…。それで、トニーはサンタの連れてるトナカイの名前を教えてあげてて(「ルドルフ、ダッシャー、ダンサー…」)、キューピッドがクーピッドになっちゃてたユースラに「ノー、ノー、キュー」って教えてあげてて、この人(トニーというよりトム・グリン=カーニー)が先生の英語教室に通いたいと余計なことを考えてしまった。
ちょっとでも話せて嬉しそうだった。恋するトム・グリン=カーニーくん、良い。ちょっと唇をなめるところとか本当に良かったです。
あと、病院にハリー少佐の妻と生まれた赤ちゃんを迎えに行く時に車に乗っていた。ちょっと赤ちゃんを覗き見たりして可愛い。
あと、クリスマスにテントで簡易教会を作って歌を歌ったり説教を聞いたりしていたが、そこにユースラが現れて、もう会えないと言う。そして、手紙を渡して明日以降に読んでと言っていた。
そのあと、プールの遊興場みたいなところにハリー少佐を乗せてきたときに偶然ユースラを見かけ、車でどこかへ出かけるマーティン大尉を見かける。マーティンがジョージをユースラに預ける前とあとの話で、これとユースラからの手紙でトニーは全貌を察することができると思う。

トニーに関しては、戦場の中でも癒し枠というか、戦い以外の面で、もっと切なくて可愛い感じのラブストーリーになるのかと思っていたが、案外えぐい感じになってきてしまった。ユースラ関連のことで何かしらゲリラ側に巻き込まれそう。かばって死ぬとか…。

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