『The Last Post』(四話)



BBC Oneにて放映中のトム・グリン=カーニーが出演しているドラマ。アデン危機の話。全六話の四話感想。

一話、二話感想
三話感想


以下、ネタバレです。





前回の最後でさらわれたハリー少佐の息子ジョージ捜索回。
ハリー少佐はつかまえられているゲリラに息子の居場所を聞くが、それなら国から出て行けと言われているようだった。テロリストと交渉するか否かは次回の焦点になるのかも。

エドはジョージに関しての危険な取引をしていて、情報を得て行動する。ジョージを一旦発見するが、結局撃たれてしまう。重症。

ジョーはジャーナリストから情報を得ようとするが失敗していた。それどころか、ジャーナリストが泊まっているホテルに入っていくところをBPクラブにいた人(?)に目撃されてしまう。

オナーはアリソンと同じく、仕事重視の夫に不満を持ち始める。イギリス兵士の死体が写っているフィルムについての話は聞くが、破棄したという言葉が信じられずに探して見つけてしまう。これは絶対に後のいざこざの元になりそう。

アリソンが双子を妊娠していることが明らかになったが、死んだ大尉の子らしい。自分で棒か何かをつっこんで流産させようとしていたができなかった。マーティン大尉の妻オナーと一緒に病院に行っていた。初回の時点ではこの二人が友達になることで、何か悪いことが起こるのではないかと思っていたが、いい方向へ進んで行っているかもしれない。

トニー(トム・グリン=カーニー)はもう今回は笑顔はないです。
前半は砂嵐の中、マスクをしてユースラの住む家を捜索。悩みながらも母と兄(弟?)を逮捕。その影で父親を撃ち殺しているので、二人からイギリス側への信頼はない。たぶん、ユースラもこの事実を知ったらトニーのことを信じられなくなると思う。
ジョー・マーティン大尉にユースラと手紙のやりとりをしていたことを知らせていた。それと同時に、彼女のことが好きだったことや、彼女は悪くないようなことも言っていたようだった。しかも、命を賭ける、と。簡単にそんなこと言っちゃいけないよ。青臭い…(かわいい)。
大尉にも言われていたけれど、恋心由来であまりにも幼いと思う。若手らしいし、純粋で可愛いけれど、信じすぎるのは命取りなのかもしれない。
今回も一人でユースラの家に行っていた(母と兄(か弟)には追い返されていた)が、次回予告を見ると、銃を向けられながら敵の只中に一人で入っていくシーンがあった。文字通り命を賭けるのか…。
エドは撃たれただけで死んでしまったかどうかは今回の時点ではわからないけれど、主要キャラがわりとどんどん死んでいくスタイルのドラマなので、次回のトニーは大丈夫なのだろうか。心配。
今回はひたすらつらい回だったけれど、タバコシーンはありました。

というか、ジョージの誘拐をこのドラマの中心に置くならば、愛の力で交渉を試みるトニー・アームストロング(トム・グリン=カーニー)が実質主役でもいいんじゃないですかね…。

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